いよいよクリスマスが近づいてきました。 チェコ人にとって、クリスマスは家族で過ごすとても大切な日で、クリスマスイヴには
ご馳走を用意します。
「ディナーが始まる時間まで断食すると、幸運のしるしの金色の豚が現れるよ~」
と小さい子供たちに声をかけて、つまみ食いを我慢させつつ、ディナーの用意を
進めていきます。
チェコのクリスマス料理の定番料理は、鯉のフライ。海のないチェコでは、お魚料理はクリスマスの特別なものなのです。 クリスマスが近づいてくると、あちらこちらの路上で、鯉が販売されます。
生きている鯉を、濡れたタオルで包んで、大事にバッグに入れて持ち帰り、
家に着くと、なんと、水を張ったバスタブに鯉を入れるのです。
生きている魚を見るのは珍しく、バスタブからなかなか離れられなくて、
お母さんに怒られながらもびしょ濡れになって遊んでしまう子供も多く、
子供たちにとっては、バスタブの中の鯉はその日からペットのような存在に。
でも、24日には鯉は料理されてしまうので、子供たちは号泣してしまいます。
最近では、生きた魚をさばくのが怖くて、さばかれた鯉を買ってくる人も増えています。
この鯉のウロコを財布に入れておくと、お金持ちになるとも言われています。
鯉のウロコの代わりに、お魚のガラスボタンを身につけても、ご利益があるかも!?
お魚のガラスボタンは、店頭でもオンラインショップでも大人気です。お早めにどうぞ!
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